~GRAN BREW INN 美濃~

岐阜県の真ん中を流れる清流・長良川。流域に85万人以上が住みながら世界に誇る清流が流れています。
GRAN BREW INN 美濃は、その長良川の、岐阜市から20キロほど上流にある美濃市の文化商業を支えた水運のハブ港、港町にある小さな宿です。

江戸幕末には美濃市の古い町並みに豪商が軒を連ね、儲けた商人は家に「うだつ」を作りました。和紙などの物資の流通の拠点となったのが美濃市港町。ランドマークは川湊灯台です。大正時代には前野と港町の間に美濃橋(国重要文化財)が建造され、美濃の商人はさらに勢いを増しました。

町家の宿GRAN BREW INN 美濃は、そんな川湊灯台~うだつの上がる古い町並みをつなぐ牧谷街道にあり、幕末には美濃三大任侠で十手を預かる大親分・遠藤小左衛門が住んだ家で旅人が博打を嗜んだそうで、座敷の床柱には刀疵が今も残っています。

その後、明治になり和紙商家として帳場のあった小あがりや奥まで続く土間で奥の倉庫や蔵に和紙を運んだり出荷したり懐紙を折ったりと、多くの働き人であふれていました。

そんな歴史あるGRAN BREW INN 美濃で、ゆっくりとおくつろぎください。